- 2017/11/07
◎アミノシールドはアミノ酸を髪の中に入れて補修する
毛髪を内側から補修するために、アミノシールド トリートメント・システムでは、タンパク質の元となるアミノ酸を毛髪の内部に入れて、毛髪の内側で擬似ケラチンを形成し、損傷による流出部分の補充成分を作り出します。この擬似ケラチンを形成する原理は、酸性・塩基性の2種類のアミノ酸水溶液を順番に髪に塗布することにより、そこに含まれる酸性・中性・塩基性のアミノ酸を毛髪内部に浸透させて、アミノ酸同士で化学反応を起こさせるというものです。毛髪内部への定着という点では、この擬似ケラチンが外から入れるのではなく、内部で形成されるものであるため、内部への同化・定着が進みます。したがって、洗い流しても流出しづらく、内部補充成分として中に留まりやすいことが期待できます。また、毛髪内部への浸透度という点でも、アミノ酸はタンパク質の元となる低分子の物質であるため、より高い効果が得られます。
ここで、その原理が、実際の施術にどのように応用されているかについて、簡単にご説明します。先に、酸性アミノ酸と中性アミノ酸をバランスよく配合したアミノシールド プラスを髪に塗布して、酸性を主体とするアミノ酸を毛髪に浸透させます。次に、塩基性アミノ酸と中性アミノ酸をバランスよく配合したアミノシールド マイナスを髪に塗布し、塩基性を主体とするアミノ酸を毛髪に浸透させて、すり込みます。
この結果、毛髪に浸透したアミノ酸同士が化学反応を起こして結合し、擬似ケラチンを形成します。形成された擬似ケラチンは、毛髪の内側ではフィブリルとマトリックスの代替物質となり、空洞化したコルテックスを中から充填します。また、外側では毛髪表面にタンパク質の膜を作って、キューティクルの代替物質となります。この段階では、擬似ケラチンの定着が弱く、髪の表面も滑らかではないため、髪のハリ、コシ、ツヤは不十分です。
今までサロンで受けてきたトリートメントに不満や疑問をお感じのお客様には、ぜひとも、このアミノシールド トリートメント・システムをお試しいただきたいと思います。髪が内側から補修されて、自然なハリ、コシ、ツヤを取り戻したという実感を、きっとお持ちいただけることと、自信を持ってお勧めします。